ベルーナグルメは、お惣菜の定期配達販売に力が入っていて、京都や北海道のお惣菜商品を購入することができます。
ベルーナグルメを実際に注文・利用してみたので、以下の順番で感想を紹介したいと思います。
- 宅配の使い勝手
- 味
- 料金・価格・値段
- 「京都匠のおそうざい」との違い
宅配の使い勝手は平均よりやや低め
結論からいいまして、「京の和み惣菜」は、京都らしい上品なお惣菜が多いので、がっつりおかずにはなりません。
つまり、ごはんが進むようなおかずではなく、副菜というイメージなので、購入しても夕食作りの負担は大幅には変わらないと思います。
それから、私は30袋入りを購入したのですが、結構な量です。これを全部冷凍庫に入れると、冷凍庫はかなり圧迫されます。
せめて「半分ずつ、半月ごとに届く」という風にしてくれたらいいのになーと思ってしまいました。様々な宅配サービスで、おかず宅配を利用してきましたが、ここまで冷凍庫が圧迫されたのは初めてでした。宅配サービスの多くが、定期便だとしても「一か月に一回ではなく、一週間ごとや2週間ごとの配送になっていた」からだと思います。
さらに、ベルーナグルメは、「一年間、毎月届く」という縛りがあるのも、他の宅配サービスよりも使い勝手が悪いと感じる理由の一つですね。
そして、いざ、食べる時にも困ったことが・・・。かなりの量なので、冷凍庫の中でどこにどのお惣菜が入っているかを探すのが、まず一苦労でした。確かに、品の一覧表が同封されているので、それを確認しながら食べれば、「どのお惣菜を食べて、どのお惣菜が残っているか」を混乱することを避けられます。でも、その作業を買った方々に負担させるということに、疑問も感じます。
調理方法は、冷蔵庫で7時間~8時間かけて自然解凍するか、器に移してレンジで1分程度あたためるか、どちらかです。湯せん解凍はできない加工になっているとのことです。
また、お惣菜の中には、なますなどあたためないほうがおいしいものもあるので、レンジであたためるのではなく、自然解凍しなければならない不便さがあります。対処方法としては、あらかじめ一覧で商品を確認しておくことをおすすめします。そうして、自然解凍の方が良さそうなものは、食べる日を計画しておき、朝から冷蔵庫に移せるようにしておく方が良いと思います。
ベルーナグルメの味はまずい?
「京の和み惣菜」は、京都の優しい味付けで、パンチは効いていませんが、普通においしいお惣菜でした。
写真は、「肉団子と野菜の旨煮」、「高野豆腐のおかか煮」です。
でも、特にこれが「すごくおいしい!」というものはなく、どれも「普通においしい」というレベルでした。毎月違う種類が届くので、一年間で120種類のお惣菜を味わえるということになります。だから、「これからお気に入りも見つかるかな??」という期待もしています。
同封されていた一覧表の表面には、かんたんアレンジレシピが載っています。そのレシピ通りに、「キャベツの煮びたしをつかった味噌汁」を作ってみました。
4人用のお味噌汁で、2袋使用しました。
沸騰したお湯の中に、冷凍のまま「キャベツの煮びたし」を入れます。
火を止めて、出汁入り味噌を加えて出来上がり。包丁もまな板も使わず、お味噌汁が簡単に出来上がりました。
キャベツにしっかり出汁の味がしみ込んでいたし、油揚げも入っていたので、お味噌汁にぴったりでした。複数同じお惣菜が届くセットなので、このようなアレンジレシピは嬉しいですね。
この日は、キャベツの煮びたしのお味噌汁と一緒に、5種類のお惣菜も解凍し、贅沢に6袋使ってお惣菜プレートを夕食にしてみました。うちの食事量の感覚から言って「6袋使っても、やっぱりメインは必要・・・」と判断しまして、から揚げも作りました。家族で色々楽しみながら、「これはどうかな?そっちは?」などという会話が飛び交う楽しい食卓になったことが何より「良かった」と思えます。
さて、私が頼んだのは12月だったのですが、ちょうどおせちの時期ということで、「七彩なます」がお惣菜の一つに入っていました。
凍っている状態でも、彩の良さがわかります。
「ラッキー!今年のおせちのなますは、これを詰めちゃおう!」と思っていた・・・のですが、我が家のなますより、かなり酸味が強かった。。家族から味見の時点で却下され、結局例年通り作ることになりました。七彩なますは、お酢が大好きな私のためだけに、冷蔵庫へ保管されました。家庭の味の方が選ばれて嬉しい反面、やることの多い年末に料理面で負担を軽くすることがかなわず、残念な気持ちが正直なところです。
それでも、季節に合わせて、お惣菜のメニュー考えられているようで、そこは好感が持てました。
ベルーナグルメの料金・価格・値段
「京の和み惣菜」は、30袋で2,980円なので、一袋あたり100円。少ないように見えますが、一品一品の量もしっかり入っているので、コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
例えば、スーパーやコンビニでも、お惣菜を1パック買ったら、安くても200円くらいはしますよね。デパ地下ならもっと価格は上がります。そこと比較した場合、1品100円で10種類のお惣菜が楽しめるのはとても魅力的です。ただ、使われている食材には、中国産の野菜なども含まれているということなので、決して高品質とは言えません。でもそれを踏まえて考えても私は「お値段以上の価値はあるかなー」と感じています。
産地につきましては、こちらの記事も参照してください。
「京の和み惣菜」と、「京都匠のおそうざい」どう違うの?
ベルーナグルメの京都のお惣菜には、2種類あります。初めてサイトを訪れた時、違いがよくわからず、名前も似ているので混乱してしまう人も多いかもしれません。
二つの商品の一番大きな違いは、価格です。「京の和み惣菜」=30袋で2,980円ですが、「京都匠のおそうざい」=20袋で2,980円です。1袋あたり50円値上がりしたイメージですね。
内容に関しましては、価格が高い分、「京都匠のおそうざい」の方が一品一品手の込んでいるような印象のお惣菜になっています。使っている食材も、たけのこや湯葉など、ちょっと高級なものも入っています。
私が購入した月には、「くわいのごま味噌和え」が入っていて、珍しい食材だったので、食べられて嬉しかったです。写真はこちら。パッケージも、商品名が表に入っていたりして、ちょっとお金がかかっている感じ。
恥ずかしながら、初めてくわいを食べたのですが、さくさくして、新しい食感でした。
さてさて私の結論ですが、珍しい食材や少し手の込んだお惣菜が食べられるのは、「京都匠のおそうざい」の魅力です。しかし、どちらかを選ぶなら、私は「京の和み惣菜」をおすすめします。
なぜなら、味付け、ボリューム、食材の産地、どちらもほとんど変わらないからです。高級品・珍しい食材にそこまでこだわりがなく、京都のお惣菜を夕食の一品として取り入れたいという目的なら、「京の和み惣菜」でも十分だと思いますよ。
大前提としまして、「京の和み惣菜」はメインディッシュというよりは副菜なので、夕飯づくりは必須です。ですから、夕食宅配のようなものではないと思っておいた方がいいと思います。
そして、「京の和み惣菜」は、10種類のお惣菜が、30袋の商品なら1種類3袋ずつ、40袋の商品なら1種類4袋ずつ届きます。つまり、同じ種類のお惣菜が複数届くということで、どちらかというとファミリー向けの印象でしたね。
でも、もう少し計算していくと、「30袋の商品を3人家族で注文して一袋ずつおかずに食べる」としたら、10日でなくなってしまいますよね。一か月に一回の配送なので、毎日「今日の和み惣菜」を利用することはできないことになります。逆に一人暮らしの場合、30袋で一日一袋食べられます。ただ、同じおかずが月に3度もあったら飽きてしまいますよね。
以上の観点からみえてきたことは、「正直にいって、どのような世帯をターゲットにしているのかちょっとわかりづらい」ということ。「3~4人家族で3日おきくらいに食べる」というような想定で作られているものなのかもしれません。なので、少量パックや毎週届くシリーズなどがあれば、もっと多くの人が便利に利用できるのかなーと感じています。
そのような弱点をふまえたうえで、「京の和み惣菜」を利用するべき方は、こんな方だと思います。
- 夕食が物足りない時のあと一品に、ちょっぴり手抜きをさせてもらうのに力を借りたい!
- 「日々の食卓に野菜が足りない」から野菜不足を補いたい!
- 時間をかけずに日々の食卓でもプチ贅沢したい!
ベルーナグルメをもっと知る!※タップでベルーナグルメの関連記事へジャンプできます。
コメント
今利用しておりますが解約したいのですが?
今月末に届かないようにお願いします。
松浦真寿美 様
ご相談ありがとうございます!
解約につきましては、
ベルーナグルメの公式ホームページに、
直接問い合わせてみてくださいね。
また宅配を利用したくなったら、
このサイトでより良い会社をみつけて食を楽しんでください!