コープデリの放射能(自主検査基準・検査結果)と安全性

宅配サービスを利用するときに、放射能検査について気になる人は多いと思います。放射能についての不安を払しょくするために安全性が確認できる宅配サービスを利用するという人も多いでしょう。コープデリ放射能についての安全性は高いといえるのでしょうか。自主検査基準や検査結果なども含めた、対応を紹介していきます。

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放射能・放射線についての対応

コープデリでは、放射能や放射線について、国の基準値に基づいた対応を基本としています。

福島原発事故による放射能汚染の問題は国家的な非常事態であり、国をあげてこの危機的な状況への対応が第一です。行政機関が行うモニタリング検査に積極的に協力をし、食品の安全性確保に貢献していくことがコープネットの基本的対応です。 行政による検査がリスクに応じて計画的に実施され、その結果に基づく出荷制限などの行政措置が早急にとられることが消費者の食の安全確保にとって必要であると考えています。

公式ホームぺージより)

 

一見しっかりと検査されていますが国の基準値はそこまで厳しいものではありません。宅配サービスの中には、厳しい自主基準を設けているところも多いので、国の基準値を基本としているという時点で、放射能についてそこまで積極的に検査はされていないのな?という印象です。

 

自主検査基準(ベクレルなど)

コープデリの放射能検査は、特に独自の基準は設けておらず、国の基準をクリアできているかどうかを自社検査しています。

一般食品 100ベクレル
飲料水 10ベクレル
牛乳・乳幼児用品 50ベクレル

 

特に厳しい基準値ではないですが、自主検査されているということで信頼性はありますよね。

 

検査結果(検出限界値など)

コープデリの放射能検査の結果は、公式ホームページで随時公開されています。

コープデリ 放射能 検査結果 まとめ コープデリ 放射能 検査結果

 

でも、毎週のカタログで、放射能検査の結果がわかるような記載は特にありません。結果を必要としている人だけが、自らの意志で結果を閲覧することで初めて知ることができます。

 

このことからも、コープデリを利用している人は、放射能について徹底した検査や管理を求めている人ばかりではないということが分かります。

 

検出限界値については以下の通りです。

一般食品 10ベクレル
飲料水 1ベクレル
牛乳・乳幼児用品 5ベクレル

 

使っている検査機器はNaIシンチレーションスペクトロメータとゲルマニウム半導体検出器です。

短時間で迅速性に優れたNaIシンチレーションスペクトロメータと、検査精度に優れたゲルマニウム半導体検出器の両方を組み合わせて、より多くのサンプルを且つ精確に自主検査を実施しています。(公式ホームページより)

自主検査のクオリティについては安心できそうですよね。

 

安全性は高い?低い?

コープデリは、放射能検査を農家や販売元任せにせず、自主検査しているという点では、自主検査なしの宅配サービスに比べて安全性が高いといえるでしょう。でも、コープデリ放射能検査は、商品の中から任意のサンプルを選んで行われています。

 

組合員数も多いですし取り扱い商品の数も多いので、すべての商品を自主検査することは難しくいでるよね。ですから、サンプルを選んで検査することでその商品に対しての安全性を調べます。

 

でも、放射能検査では、あくまで検出した検体に対してだけの結果しか出ません。お同じ商品であれば、すべてが同じ品質であるというわけではないのです。サンプル検査が採用されているというところで、すべての商品が100%安心できるとは言い切れないのが現状です。

 

安全性を高めるために、検査サンプル数を増やしたり、ロットごとの検査に近づけたりなどの工夫はされていますから、あとは、宅配サービスの放射能についての対応にどこまでのものを求めるのかが、コープデリを利用するかしないかの分かれ目となるのではないでしょうか。

 

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