無農薬野菜のミレーは、千葉県産の野菜を主に取り扱っています。千葉県は、福島原発の影響で放射線量が高い地域とされていることもあり、サービスを利用するにあたって、放射能についてはとっても気になるところだと思います。そこで今回は、ミレーの放射能に対する取り組みや検査結果を紹介します。
無農薬野菜ミレーをもっと知る!※タップで無農薬野菜ミレーの関連記事へジャンプできます。
放射能・放射線の検査結果は?
ミレーの放射能に対する取り組みは、公式ホームページにこのように書かれています。
ミレーでは、公的機関(一般財団法人千葉県薬剤師会検査センター食品検査部)に依頼をして、定期的に放射能測定を行っております。毎月野菜を送付し、その検査結果を公表しています。
(公式ホームページより)
トップページにもわかりやすく「放射性物質に関するお知らせ」というボタンがあって、見たいと思ったときに検査結果がすぐに閲覧できるようになっています。
自分でサイト内の品質などのカテゴリから放射性物質についての項目を探さなければならない宅配サービスも多いので、とても細やかな心配りのように感じました。
検査基準はどれくらい?
しかし残念なのが、放射性物質の検査が自社検査ではなく委託検査だという点です。
一般財団法人千葉県薬剤師会検査センター食品検査部のサイトを見てみると、
食品衛生法に基づいた検査機関での信頼性の高い検査結果
(公式ホームページ)
を行っているということでした。
食品衛生法というのは、国が定めたものなので検査基準も国が定めたものになります。飲料水は10ベクレル/kg、乳児用食品と牛乳は50ベクレル/kg、一般食品は100ベクレル/kgです。
国が定めた検査基準というのは、割と甘い値になっています。その点おいて、大地を守る会やらでぃっしゅぼーやなどの独自で厳しい検査基準を設けている(項目によってはひと桁ベクレル/kgレベル)宅配サービスに比べると、安心度は少し下がってしまいます。
⇒大地を守る会の放射能(検査基準、検出限界値)・安全性の評判
⇒らでぃっしゅぼーやの放射能についての評判を口コミ(検査結果・ベクレルなど)
検出限界値はどれくらい?
一般財団法人千葉県薬剤師会検査センター食品検査部のサイトに使用する機械について書かれていました。
「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(平成14年3月 厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)などによる放射性物質の核種濃度を求めることができる精密分析「ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペクトロメトリ-による核種分析法」により測定いたします。
(測定装置)キャンベラ社製ゲルマニウム半導体検出器
(測定核種)放射性ヨウ素(I-131)、放射性セシウム(Cs-134,Cs-137)など(公式ホームページ)
検出限界値までは書かれていませんでした。しかし、ミレーのホームページでできる放射能検査の結果によると、検出限界値は5ベクレル/kgとのことです。ですから、この機械で検査されて放射性物質が検出されていない食品については、安心できそうです。
安全性を証明する情報は?
ミレーの 公式ホームページで見れる検査結果は、委託先の一般財団法人千葉県薬剤師会検査センター食品検査部から送られてきている原本なので、信頼性の高い情報です。
定期的に、商品ごとに細かく検査結果が公開されているので、安全性の証明と言えるでしょう。
放射線以外の安全面では、無農薬、化学肥料不使用の商品の割合が8~9割とかなり高い印象を受けました。ですので、名前の『無農薬野菜のミレー』通り、農薬を使わないことに力を入れている宅配サービスといえます。詳細は別記事にまとめていますので、合わせてご覧くださいませ。
⇒無農薬野菜のミレーの無農薬・虫食い・野菜以外の食品添加物について
「実際の野菜・品物はどうなの?」という点につきましては、私がお取り寄せしたお試しセットの体験談を参考にしてみてください。
⇒無農薬野菜ミレーのお試しセットを通販した体験談【レシピ付き】
>>>さいごに、ミレーの大事なポイントだけをチェックして公式サイトをみる
コメント