生活クラブの放射能(自主検査基準・検査結果)と安全性

生活クラブの資料請求をしてスタッフ訪問で説明を受けた時、「放射能の検査については自信があります!」と言っていたのがとても印象的でした。これだけ自信ありげだと、実際のところはどうなのか気になってしまう意地悪な私。生活クラブ放射能についてや商品の安全性についてまとめてみました!

生活クラブをもっと知る!※タップで生活クラブの関連記事へジャンプできます。

放射能・放射線への徹底した取り組み

厳しい自主検査基準(ベクレルなど)

生活クラブの自主検査基準は他の食品宅配サービスの基準と比べてもかなり厳しい基準となっています。

放射能検査基準(単位:ベクレル/kg以下)
国の基準値 生活クラブの基準値
魚・野菜・加工食品 100 50以下
お肉と卵 100 20以下
牛乳、乳幼児製品、お米、飲料水 10~50 10以下

 

きのこに関しては基準値を下げるのが難しいため、国の基準と同じ100ベクレル以下が自主基準とされていますが、その他の食品についてはどれも国の基準を大きく下回る厳しい基準です。

 

さらに生活クラブは、外部被ばくの可能性についても視野を広げて考えています。

生活クラブは外部被ばくがあることを考慮し、国の基準より低くすべきと考えました。そして、国が年間1ミリシーベルト未満とする被ばく量の限度を内部と外部被ばくで半分ずつ割り当てる考え方で、食品の摂取量などに応じて独自基準値を設定しました。

公式ホームページより)

 

放射能検査に自信を持っているだけあってかなり徹底している印象です。

 

検査結果も公開!(検出限界値など)

生活クラブでは、5台の放射能検査機器を使って自社検査を行っています。それぞれに検出限界値が違いますが、すべて検査結果が公開されていて閲覧することができるので安心です。

 

放射能検査結果専用ページにアクセスすると、商品別、日付別に検査結果を見ることができます。

生活クラブ 放射能検査結果専用ページ

 

消費材というのは生活クラブの商品の呼び名で、野菜はもちろんお菓子や加工食品まで放射能検査結果が公開されています。

 

野菜の放射能検査結果を公開している宅配サービスはたくさんありますが、ここまで広範囲で検査検査を知ることができるのは、生活クラブの強みだと思います。

生活クラブ 放射能検査結果専用ページ2

 

それぞれの商品で検出限界値についても知ることができますから、購入する商品または購入した商品の放射能検査の結果を一つ一つ細かく確認することができます。

 

原子力発電所に対するスタンスは?

生活クラブは脱原発をかかげて、原発のない社会を目指した取り組みを行っています。

2011年3月におきた東京電力福島第一原子力発電所による放射能もれ事故。この事故により私たちは気づきました。私たちの暮らしがいかにもろく危険なものの上にあり、一部の人々を危険な作業や環境において成り立っていたかという事実を。
エネルギーの選択は生き方を選ぶことです。生活クラブでは、再生可能エネルギーを「つくる」、エネルギーの使用を「減らす」、再生可能エネルギーを「つかう」を柱に原発のない社会づくりにむけての歩みを進めています。

公式ホームページより)

 

配送センターや店舗に、風力・太陽光発電の施設を建設したり、エコに力を入れて使用エネルギーを減らしたりしています。生活クラブの調味料がとても使いづらいガラス瓶で統一されているのは脱原発への取り組みから着ていたのですね。生活クラブ 瓶詰めトマトケチャップ

 

また、電力を供給・販売する事業を行う(株)生活クラブエナジーの設立手続きをすすめているとのこと。このことから、組織全体で原発にたよらない生活を推進している様子が伺えます。

 

トップクラスの安全性が魅力

原材料は国産を追求・遺伝子組み換えは基本的には使わない

生活クラブの商品に使われる原材料については、国産にこだわられて作られています。

私たちは、主原料だけでなく微量な原料やエサの中身まで、生産者とともに国産原材料を追求してきました。日本でつくられたものを食べ続けることは、私たち自身の食の安全や安心に直結するだけでなく、次世代の子どもたちの食卓につながり、また国内の農地や海などが守られることで環境保全にも役立っています。

公式ホームページより)

 

エサの中身にまで国産のものが使われているだなんてすごい徹底ぶりですよね。生活クラブの強いポリシーが感じられます。どうしても国内で手に入らないものについては海外産を使用していますが、原材料の生産農家まで把握して、中身を十分に確かめられる努力をされているそうです。

 

また、遺伝子組み換えについても心配なし!とホームページに記載されています。

生活クラブは、1997年1月に「遺伝子組み換え(GM:genetically modified)作物・食品は取り扱わないことを基本とする」「やむを得ず使用する場合は、情報を公開して取り組む」と決定しました。

そして、提携生産者と協力し、すべての消費材を見直し、遺伝子組み換え食品・飼料・添加物などを取り除くことと、どうしても使用しなくてはいけない場合の独自表示を進めてきました。

公式ホームページより)

 

遺伝子組み換えに頼ることの多い味噌も、大豆、米、食塩すべて国産でもちろん遺伝子組み換えなしなので安心です。

 

国内の産地につきましては、別記事もあわせて参考にしてくださいませ。

生活クラブ(生協)の食品添加物・無添加・無農薬・産地について

 

トランス脂肪酸も低減!

マーガリンなどに多く含まれるトランス脂肪酸についても、生活クラブでは低減対策がされています。

トランス脂肪酸は、植物油脂に水素を添加して硬化させた部分水素添加油脂に多く含まれます。
生活クラブでは、水素添加を行わない工程によって低トランス脂肪酸(1%未満)のマーガリンを再開発しました。しかし、トランス脂肪酸は、家庭での揚げ油など油脂を加熱することによってもわずかながら発生することから「ゼロ」にすることはできていません。消費者庁ではトランス脂肪酸の含有量が食品100g当たり0.3g未満である場合には、「0g」「無」「ゼロ」「ノン」「フリー」その他これに類する表示ができるとしています。

公式ホームページより)

 

生活クラブでは、トランス脂肪酸だけではなく飽和脂肪酸や食事性コレステロールなどが与える心疾患などのリスクを考えて、脂肪のとりすぎに注意した栄養バランスのよい食生活を推奨しています。

 

放射能だけでなく、原材料や遺伝子組み換えなど様々な面で安全性にアプローチしている生活クラブは、数ある宅配サービスの中でもトップクラスの安全性と言えるのではないでしょうか。訪問スタッフの自信は確かな実績からくるものだということがわかって安心しました。

 

>>>生活クラブ(生協)の大事なポイントをチェックして公式サイトをみる

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました