TastyTable (以下、テイスティテーブル)は、「おうちをレストランに変える」料理キットが毎週土曜日に自宅に届くという、新しいコンセプトの宅配サービスです。インスタグラムで目にする機会が増えたり、メディアでも多く取り上げられていて、注目のテイスティテーブル。
ホームページのおしゃれさと、評判の良さに惹かれてまずは1か月間利用してみました。料理キットの宅配サービスは色々なところがやっているため、「時短」や「買い物の手間を省く」ためのものというイメージが強かった私。ところが、テイスティテーブルは、料理キットの概念を覆すサービスでした。
この記事では、テイスティテーブルについて、体験談もあわせて詳しく紹介していきます。
TastyTable (テイスティテーブル)が向いているのはこんな方
- 美味しい料理の腕をあげたい
- 超有名シェフ・料理家のおしゃれな料理を自宅で作りたい
- インスタグラムに料理写真を投稿するのが好き
- 土日は家で特別なメニューを楽しみたい
- 週末なら料理をする時間がじっくり取れる
- 様々な国の珍しい料理を食べてみたい
- 変わった食材を買いそろえるのが大変
- 休日は夫婦だけのゆったりとした時間を感じたい
テイスティーテーブルは北海道・九州・四国・沖縄を除く都府県で利用できるサービスです。利用するのに入会費・年会費はかかりません。いつでも好きな時に始められて、好きな時に利用を停止することができます。毎週金・土・日曜日のいずれかに届くと決まっているので献立のスケジュールが立てやすいですよね。毎週届く定期購入のスタイルですが、1回ごとに注文の締め切りがあるので、1回だけでも気軽に試せます。
さすがに毎週に1時間以上かけてじっくり料理をするのは疲れるし、コストもかさんでしまうので、私のおすすめは隔週注文もしくは1ケ月に1回の利用です。それに、毎週よりもたまに出てきた方が特別感があります。自分なりのペースで、テイスティーテーブルの楽しくておいしい刺激を取り入れてみてくださいね。
まずはホームページでメニューを確認してみます。食べてみたい!作ってみたい!というものがあったら、注文のチャンスです。登録情報を入力してログインすればいつでも自由にテイスティテーブルが利用できます。
テイスティテーブルの良いところ3つ(特徴・利点・特典など)
1.「超有名シェフ・料理家のレシピが、スマホをみながらつくれる」
テイスティテーブルは、スマホでみるホームページを超有名シェフ・料理家の美味しい料理の作り方が集まったレシピ本のように使うことができます(もちろん紙のレシピも毎回付属!助かる!)。
スマホで見れるホームページにはレシピが画像付きで載っています。工程ごとに写真が載っているので、実際に教えてもらっているかのような感覚です。料理キットと一緒に紙のレシピも届きますが、ホームページの方が詳しく書かれていてわかりやすいです。注文しなかった週のレシピを知ることもできますし、過去のレシピを見ることもできます。
また、テイスティテーブルは、ホームページに2週間~3週間分の献立が1週分2メニューずつ載ります。毎週変わるメニューを見て、注文を決めます。
一度利用すると、自動的に次週も届くようになっているので、不要な場合は、注文を取り消す必要があります。注文変更の締め切りは、配送日の6日前の23時59分までです。配送が土曜日なので、その週の日曜日の23時59分までということになります。次回の配送日だけをスキップして注文することも可能です。
注文するかしないかはマイページでボタン一つで選択できるので煩わしさがありません。
2.「NHKの番組や雑誌などにも取り上げられていて、新しいサービスながら信頼性も高い」
テイスティテーブルは、2016年10月に始まったばかりの新しい宅配サービスです。当然、利用者もまだ少なく、周りに経験者がいない状態だと、信用していいのか不安になってしまいますよね。
テイスティテーブルを運営しているのは「株式会社ブレンド」。できたばかりの会社ですが、ホームページの運営会社の情報も、住所、電話番号共に信頼できるものでした。代表者の名前も記載されていますし、facebookやインスタグラムなどのSNSでも積極的に情報を発信しています。
また、NHKの番組や、雑誌などにも取り上げられていて今とても注目されている会社です。
実績がない分信用できないと感じる人もいるかもしれませんが、私が利用した感想としては「信頼できるしっかりとした会社」です。なぜなら、登録時に私のミスで2重契約してしまった際に、とてもスムーズ且つ丁寧な対応をたった1日でしてくれたからです。ひとりひとりに寄り添ったサービスなんだなと好感を持てました。使っている食材の品質にこだわり、仕入先を公開していることも信頼感を高めますよね。
3.「正直に言って高額。でも、高いと感じるか魅力的と感じるかは人それぞれ」
料金プランは「2名様向け/4名様向け/6名様向け」の3種類。2人分のキットで3,000円(税抜)が基本価格なので、4人分6,000円、6人分9,000円。また、1メニューか2メニューを選べます。
2人分1メニュー | 3,240円+送料540円 |
---|---|
2人分2メニュー | 6,480円 送料無料 |
4人分1メニュー | 6,480円 送料無料 |
4人分2メニュー | 12,960円 送料無料 |
6人分1メニュー | 9,720円 送料無料 |
6人分2メニュー | 19,440円 送料無料 |
我が家は4人家族ですが、まだ子どもたちも小さいので2人分のプランで注文しました。正直、家で食べる食事に3,000円というのは「高い!」と思いました。「おいしいし、おしゃれだし、外食したと思えば許せる?」と自問自答しましたが、作る手間や家庭で用意するもの、ボリュームを考えるとやっぱりコスト高め。
でも、「レストラン(しかもちょっといいところ)の料理がこの金額で食べられるなら魅力的!」と感じる人や「これだけたくさんの食材を買いそろえていたらもっとお金がかかるだろう」と考える人、「お料理教室で習うより安い!」ととらえる人など、テイスティテーブルのサービスのどこに魅力を感じるかで、価格のイメージは人それぞれ違ってくると思います。
価格に納得していても、「少しでもお得に利用したい!」という気持ちはだれにでもありますよね。テイスティテーブルでは、初回限定の割引プランやお試しセットなどは残念ながらありません。
でも、お得に利用するための方法は2つあります。
- SNSで不定期で配布される初回半額クーポン
- お友達紹介20%offクーポン
クーポンが不定期でSNSを通して発行されているようです。初回半額で利用できる嬉しいクーポンですが、使える時期が限られているようなので、利用を決めたらまずは、テイスティテーブルのSNSでクーポン情報をチェックしてみてくださいね。一度でも利用したことがある人は、お友達を紹介すると、割引クーポンがもらえるので覚えておきましょう。
以上のことから、テイスティテーブルは、これまでにない発想でオリジナリティあふれる料理キットを提案し、日々に彩を与えてくれるサービスだと思います。「予算をかけて、マンネリ化した毎日の食卓をもっと楽しみたい!」人にはきっと新しい風を吹きこませてくれるでしょう。
「悪徳な評判?」「解約方法は確か?」というネットの噂について
テイスティテーブルには、ネットで「悪徳」だとか「解約できない」という噂があるようです。そんな噂を耳にしたら心配になってしまいますよね。
でも大丈夫。「悪徳」と思う要素がないのです。テイスティテーブルは、しつこい勧誘行為などはありませんし、宣伝も過剰に感じたことは一切ありません。むしろ控えめなくらいですよね。一週ずつ注文するかどうか選べるのも良心的です。コストが少し高めかな?とは思いますが、質にこだわった良質な食材を、調味料からそろえる手間と、有名シェフが考えたレシピということを考えれば決して高すぎることはありません。
解約については、メールか電話で問い合わせれば解約できます。解約方法がホームページ上に書いていないので不安になるかもしれませんが、「お問い合わせください」と記載されている通り、問い合わせたらきちんと対応してくれました。注文はずっとお休みにして、登録情報だけ残していても料金が発生しないので、急に利用したくなった時のために解約せずにおいておくのもおすすめですが、解約できないことは決してないので、安心してくださいね。
体験してみました!
さて!実際に1ケ月試してみました。感想を最初に一言でお伝えしますと・・・テイスティテーブルは「手間が省けるような類の料理キットではない」というのが一番最初に感じたことです。手間がものすごくかかります。普段の料理の2倍以上かかります。「手間暇かけて美味しい料理を作る」のがテイスティテーブルの醍醐味なのです。そこを理解していないと、「騙された」と感じるかもしれません。
ここからは、私が体験した流れを詳しくお話しさせていただきますね。
1週目「初めてのテイスティテーブルにわくわく」
1週目。初めてテイスティテーブルの料理キットが届きました。開けた時に見えるメッセージ「ENJOY MEALS!」がワクワクのツボでした。
私が注文したのは2メニュー2人分。
1メニューにつき2品作れるのですが、2品が1セットになって袋に入っています。意外とコンパクトだったので「ボリュームが少ないのかな?」と少し不安になりました。肉類や魚類などは、袋には入らず、2メニューごちゃまぜで保冷袋に入れられていました。
まずは、1メニュー目。「ロールキャベツのエビクリームグラタン&ラタトゥイユ」を作ってみました。
レシピも保存しやすいサイズで、スタイリッシュに書かれています。
レシピ通り作るだけなので、簡単・・・と思いきや、下ごしらえがかなりたくさん・・・。美味しい料理を作るためには下ごしらえが大切なんだと学びました。
テイスティテーブルの食材が良質なものだというのを、調理しながら実感します。料理キットに入っているエビとは思えないほど大きくてプリっプリ。
クリームソースにはなんと米粉を使います。米粉を料理に使うのは初めて。米粉デビューです。
オーブンに入れる前からおいしそうなエビグラタン。これ、ソースの下にロールキャベツも作って入っているんだから、鬼のような手間です。
焼いている間にラタトゥイユを仕上げます。
やっとこさ完成!
調理時間の目安50分と書いてありましたが1時間半かかりました。普段一汁三菜30分でできる料理ばかり作っているので2品で1時間半。かなり入魂した印象です。「久々料理したーーーー」という感覚でした。
家族四人でシェアして食べましたが、さすがプロの味でした。「おいしい~」と無邪気に言える感じではなく、「うん・・・すごく、美味しいね。」と噛みしめる感じ。調味料まで細かく配分されて入っているので、失敗のリスクは少ないです。
ラタトゥイユはよく作るのですが、全然作り方が違っていてびっくり。美味しかったので次回からはこのレシピで作りたいです。心配していたボリュームも、ちょうど良い量でみんなおなか一杯になりました。
初めてのテイスティテーブル。美味しかったし、見栄え良く作れて満足だけど、まさかこんなに手間がかかるとは!カルチャーショックを受けました。
2メニュー目は翌日。消費期限が配送日含め2日なので、2メニューの場合は連日作ることになります。それが負担になりそうな人は1メニューにいておいた方が無難かもしれません。土日ってお出かけすることも多いですよね。作る暇も気力もなくなっているかもしれないので、お出かけ予定のある週は無理せず1メニュー注文がおすすめです。
2メニュー目は「ビーツたっぷりのボルシチ&ブリニー」!
これが話題のビーツか!と初めて手にして感動しました。まさかビーツを自宅で料理できるなんて!
今回も下ごしらえにかなりの時間を取られます。そして下ごしらえ中から存在感を出しまくっているビーツ。まな板赤く染まりました・・・。
ブリニー用の下ごしらえも。
細かい下ごしらえ、嫌いな作業ではないんです。でも、小さな子どもがいる我が家では、調理時間は子どもからの遊ぼう攻撃をかわす戦場。前日に引き続き、二日目だったので子どもたちも不満が溜まり、「ママお料理おそすぎー!」とブーイングされてしまいました。
ハムのお花もいちごのハートももっと可愛く細かく頑張りたかったんだけど、一刻を争うのでおおざっぱに作るしかなくて残念。なかなか料理に時間がかけられない子育て真っ盛りのママには、ちょっとフラストレーションがたまってしまうかもしれません。
そんなこんなで2メニュー目も目安時間を大幅にオーバーして1時間半で完成。
「で、で、できた・・・。」と半分廃人になっていた私。それでも見た目良く作れて満足です。期待度大だったビーツのボルシチをさあ一口!!!食べてみると、「ん?・・・」という反応が4人分。食べなれない味に食べなれない食感、そして何より食べたこともない赤さ!に我が家全員ビーツ拒否!
初めての食材に「異国の料理だと、食文化が違いすぎて全く食べられないことがあるんだなー」と、勉強になりました。調理時間がもったいなかったけど・・・。ブリニーは見た目通りの安定のお味だったので、ほっとしました。
衝撃のビーツデビュー、きっと一生忘れません。
2週目「各国の料理で世界旅行気分」
想像を絶する1週目でしたが、2週目には「何が届くんだっけ?」と木曜くらいから楽しみにしている自分に気づき、大変だけどテイスティテーブルで料理をするのが楽しいんだと実感しました。毎週土曜日に届くというのも、週に一度のお楽しみができて良いですね。
早速1メニュー。「手羽先のヌクマム炒め&エビとたっぷり薬味のフォー」です。大好きなエスニック料理!お家で作れるなんて感動です。
下ごしらえに時間がかかることにも慣れてきました。いつもはなんとなく気分で切っている野菜たちも細かく切り方が指定されているから時間がかかるんだろうと気付けたからです。
レシピ通り丁寧に作り進めて完成!
今回、本当においしかったです。エスニック料理が好きというのもあるけれど、お店で食べているみたいに美味しくてうれしくなりました。「こんな高レベルなフォーが家で食べれたら素敵!」と思うのですが、レシピはあっても、エスニックな調味料や、パクチーなどの薬味、フォーなど1からそろえるのは大変。なかなかトライしづらいメニューだからこそ、料理キットになっていると便利なんですよね。それでも、ヌクマム炒めも美味しかったし、「この機会に一度アジアン調味料を自宅に買いそろえてみようかな?」と思った自分が印象的です。
2週目の2メニュー目は、「豚肉のソテーシャルキュティエール風&インゲンのポーチドエッグ添え」です。
シャルキュティエール風が何を表しているのかはわからないのですが笑(調べてみると「お肉屋さん風」だそうです!)、フランスの家庭料理ということで、とってもおいしそう!バターライスを炊飯器で作るのが目からうろこでした。この技は普段から使えそうです。
お決まりの下ごしらえ終了写真。
ポーチドエッグ、正規の作り方で初めて作ったけれど難しかったです。いつもは電子レンジで作る簡単ポーチドエッグだったので、普段のやり方ができないというところに不自由さを感じましたが、一つ新しい調理法を覚えた、ということで次作る時にもレシピの作り方でリベンジしたいと思います。
今回、調理時間目安45分と前よりも短く書かれていたので「すぐできるかな?」と期待したのですが、やっぱり1時間半かかりました・・・。「もしかしたら・・・下ごしらえの時間は調理時間には入っていないのかも・・・?」と4メニュー目で気づきました。
だけど!時間がかかったことなんて忘れるくらいおいしそうだし、実際とってもおいしかったので、問題なしです。私が普段作る料理は洋食が多いので、今回のメニューのような洋食が家族の口にも合うらしく、とても好評でした。
一方、実は料理キットあるあるの大失敗をしました。インゲンのポーチドエッグ添え・・・。仕上げに粉チーズを振りかけるのですが、豚肉のソテー用のチキンブイヨンを間違えてかけてしまったんです。調理が進み、開封していない粉チーズが出てきた時の私の青ざめようといったら・・・。
ソテーの方は手持ちのチキンブイヨンを使ったので大丈夫だったのですが「インゲンしょっぱいだろうなぁ」とドキドキしながら食べたところ・・・。普通においしかったです。チキンブイヨンの量も少なかったし、もともと味が薄めだったのもあり、むしろちょうど良かったです。この失敗で一品無駄にならなくて本当に良かった・・・。
テイスティテーブルの食材は使う献立ごとに色の違うシールが貼ってあるんですが、調味料には貼っていないんです。しかも、調味料名は書いてないので、自分で判断しなくてはいけません。似ているものが入っている時は要注意ですね。
3週目「野菜たっぷり!美味しくて体にも優しいのが魅力」
3週目の1メニュー目は「スズキのシチリア風香草パン粉焼き&モロヘイヤとクミンのスープ」です。スズキのパン粉焼きよりも、付け合わせのオレンジマリネに興味津々の私です。
刻み物が多かったので、下ごしらえがいつもよりさらに大変でした。オレンジマリネはすでに冷蔵庫の中です。
スズキが少し焦げましたが、完成!
調理前の期待通り、メインのスズキより、オレンジマリネの方が自分では作ったことの無い味で、感動しました。マリネって配分が難しい気がしてあまり作らなかったのですが、美味しくできたので他の食材でも作ってみたいと思いました。
そして、モロヘイヤのスープ!ネバネバ感もあり、ニンニクも効いていておいしかったのはもちろん、ミニトマトを浮かべるとか、粉チーズを振りかけるとか、ちょっとした工夫でぐっとおいしそうになることを学びました。
「料理は目から!」という有名な格言がありますが、その言葉の真実を、このとき私は実感できたような気がします。おいしそうと思ってもらえるような技をいろいろ盗みたいと思います。
2メニュー目は、初の和食です。「豚肉の焼きしゃぶしゃぶネギみそ和え&切り昆布と野菜のとろとろ和え」です。
和食はどうしても色が暗くなってしまうイメージがありますが赤ピーマンを入れることで彩も豊かになります。
フライパンで野菜を時間差で炒めて、取り出した後、お肉を焼きます。
二人分で12枚、たっぷり入っていて嬉しいです。今回はついに調理時間1時間切りました!私がテイスティテーブルに慣れてきたのか、たまたま時間があまりかからないレシピだったのか・・・。夏らしい2品が完成です。
とろとろ和えはごはんやうどんにかけても良いと書いてあったので、ご飯にかけて食べました。
さっぱりとご飯が進むメニューでした。野菜が一度に大量に摂れるのは、とっても理想だと思います。普段野菜が少なすぎるなと反省するきっかけにもなりました。たくさんの種類を買うと使い切れずダメにしてしまうことも多々あるのですが、工夫して普段の食事も野菜をたくさん摂りたいな、と思います。
4週目「初めての失敗からの学び」
テイスティテーブルの体験を初めてあっという間に1ケ月。4週目の1メニューは「穴子と夏野菜のミルフィーユ仕立て~プロバンス風&ヴィシソワーズコンソメジュレ添え」です。
今回の下ごしらえはこちら。15分くらいかかりました。
穴子を家で調理するのは初めて。立派なお魚が届いて期待度が高まります。一度茹でて、ぬめりをとるというひと手間が、料理上手の技のようにに感じました。
冷やして固めたり、ミキサーを2度使ったり、オーブンを使ったり、これまでの体験の中で一番手間が多く難易度も高かった今回のメニュー。何とか出来上がったのですが・・・。
ゼラチンで固めるコンソメジュレは、レシピ通りに作ったのになぜか固まらず、ミルフィーユの周りに添えるハーブソースはミキサーで混ぜたのに、なぜかペースト状にならず・・・。
今までどんなに手間がかかっても、レシピ通りに作っていれば、美味しく作れたのに、初めての失敗、となりました。もちろん、味はおいしかったのですが、難易度の高いフレンチメニューに惨敗した気持ちです。
敗因は、「作り始める時間が遅く、早く夕飯を食べさせて子どもたちを寝かさなければ、と気持ちが焦っていた(時間制限があった)」ことだと思います。テイスティテーブルは、気持ちと時間に余裕がある時でないと、いくらレシピ通りに作っても丁寧さが欠かれてしまって、失敗することもある、ということを学びました。
穴子の下処理の方法も覚えることができたので、絶対また挑戦したいです。
そんな反省を踏まえて、2メニュー目。食べ始めたい時間の2時間前からキッチンにスタンバイ。ゆっくり丁寧に作っていきます。メニューは「ジャージャー麺&エビとセリのジンジャー炒め」です。
下ごしらえにもしっかり時間をかけました。
一つ一つの工程を丁寧に、1時間半かけて完成したのがこちら!
文句なくおいしくできました!心に余裕があると、「塩一つまみ」の量にも慎重になれて、よりおいしい料理が作れるんですね。これはテイスティテーブルの料理キットに限らず、普段の料理にも言えることだと思います。家族においしいと思ってもらえるように、ゆっくり丁寧に料理を作れるように心がけたいなと思いました。
ジャージャー麺は、お店で食べたことしかありませんでしたが、甜面醤さえあれば簡単に作れることを知りました。毎年頭を悩ませる夏休みのお昼にもぴったりなので、レパートリーが増えて嬉しいです。
1ケ月のテイスティテーブル体験。最後のメニューがおいしく作れてホッとしました。
体験後の感想「テイスティテーブルは、料理の楽しさと味の刺激を与えてくれる」
テイスティテーブルの1か月間の体験。本当に良い経験でした。普段の料理とは全く違う調理法、食材を扱う中で、調理に時間がかかり、なんだか自分がすごく料理下手になってしまったような感覚になりましたが、新しいことを覚えて身にしていく過程は、本当に楽しいものでした。
割と若くして結婚した私は、料理教室などに通う暇はなく、日々の料理はほぼ独学でした。だから、テイスティテーブルを利用して下ごしらえの方法や、皮の向き方、野菜の切り方の名称など、基本的なことを再確認して、丁寧に料理をするというのはとても新鮮でした。普段は半ばやっつけ仕事でしていた料理がこんなに楽しいなんて!そう思えるのは、やっぱり目にも舌にもおいしく作れるからだと思います。
いつもより時間がかかっても、コストがかかっても、レストランみたいな料理が家族に出せたら、ちょっとテンション上がりますよね。さらに味も普段の私の料理とは違うよそ行きな味なんですから、特別感があります。食べたことない食材との出会いや、異国の文化を知る機会など、味はもちろんいろいろな刺激を家族みんなに与えてもらいました。
新しいサービスなので、「悪徳だったらどうしよう」なんて不安になる人もいるかもしれませんが、1ケ月試した私が自信をもって、良いサービスだとお伝えします。
さすがに毎週に1時間以上かけてじっくり料理をするのは疲れるし、コストもかさんでしまうので、私のおすすめは隔週注文もしくは1ケ月に1回の利用です。毎週よりもたまに出てきた方が特別感がありますよね。メニューをチェックして、作ってみたい!食べてみたい!と思った時に注文、というのも良いかもしれません。自分なりのペースで、テイスティテーブルの楽しくておいしい刺激を取り入れてみてくださいね。
TastyTable (テイスティテーブル)が向いているのはこんな方
- 美味しい料理の腕をあげたい
- 超有名シェフ・料理家のおしゃれな料理を自宅で作りたい
- インスタグラムに料理写真を投稿するのが好き
- 土日は家で特別なメニューを楽しみたい
- 週末なら料理をする時間がじっくり取れる
- 様々な国の珍しい料理を食べてみたい
- 変わった食材を買いそろえるのが大変
- 休日は夫婦だけのゆったりとした時間を感じたい
テイスティーテーブルは北海道・九州・四国・沖縄を除く都府県で利用できるサービスです。利用するのに入会費・年会費はかかりません。いつでも好きな時に始められて、好きな時に利用を停止することができます。毎週金・土・日曜日のいずれかに届くと決まっているので献立のスケジュールが立てやすいですよね。毎週届く定期購入のスタイルですが、1回ごとに注文の締め切りがあるので、1回だけでも気軽に試せます。
さすがに毎週に1時間以上かけてじっくり料理をするのは疲れるし、コストもかさんでしまうので、私のおすすめは隔週注文もしくは1ケ月に1回の利用です。それに、毎週よりもたまに出てきた方が特別感があります。自分なりのペースで、テイスティーテーブルの楽しくておいしい刺激を取り入れてみてくださいね。
補足:基本的な使い方のまとめ
受付時間 営業時間 注文時間・締め切り時間 |
日曜日23時59分まで |
---|---|
当日 即日 当日配送 予約 |
毎週金・土・日曜日に配送 |
注文履歴 注文変更 追加注文 キャンセル 返品 |
注文履歴はホームページのマイページで閲覧可能 注文変更、キャンセルは日曜日23時59分まで 返品は、生鮮食品なので不可。商品が腐っていたなどの場合は要問合せ。 |
売り切れ 欠品・在庫切れ |
規定なし |
支払い方法 | クレジットカード(VISA・マスター・JCB・アメリカンエキスプレス・ダイナース) |
領収書 納品書 |
領収書の発行には対応していない。クレジットカードの明細を使用。 |
配送についてはこちら。
配達地域 エリア |
北海道、四国、九州、沖縄以外の都府県(一部離島を除く) |
---|---|
送料 配達料 いくらから |
6,000円以上送料無料 3,000円以上540円 3,000円未満1,080円 |
配達時間帯 時間指定 時間変更 |
時間指定あり(午前中/14-16時/16-18時/18-20時/19-21時) |
受け取り 留め置き 宅配ボックス レジ袋・エコ梱包 |
受け取りは自宅で手渡し。留め置きは不可。 |
受け取れなかった 再配達 |
クール宅急便で届く。不在時は、不在表が入り、クロネコヤマトの営業所で最大3日間保管。 再配達の連絡をする。 |
年末年始 クリスマス |
クリスマス限定特別メニューあり |
念には念を!補足その2:その他細かいQ&A
Q.スマートフォンで会員登録できるの?
A.もちろんできます。スマートフォンでの利用を想定したサービス展開をしています。レシピを見る時などもとても便利なので、スマートフォンでの登録がおすすめです。
Q.賞味期限はいつまで?
A.賞味期限は「金曜または土曜受け取りの場合は到着日を含め2日」「日曜受け取りの場合は到着日当日中」です。
Q.定期注文や履歴を参考にすることはできるの?
A.定期注文と都度注文が選べます。定期注文は、注文履歴を見て参考にできます。
Q.つながらない・注文できないなどの心配は?
A.問い合わせもすぐにつながり、連絡がとりやすいですし、注文してから発送までに1週間弱あるので、「注文ができない」「商品が届かない」ということもありません。
TastyTable (テイスティテーブル)が向いているのはこんな方
- 美味しい料理の腕をあげたい
- 超有名シェフ・料理家のおしゃれな料理を自宅で作りたい
- インスタグラムに料理写真を投稿するのが好き
- 土日は家で特別なメニューを楽しみたい
- 週末なら料理をする時間がじっくり取れる
- 様々な国の珍しい料理を食べてみたい
- 変わった食材を買いそろえるのが大変
- 休日は夫婦だけのゆったりとした時間を感じたい
テイスティーテーブルは北海道・九州・四国・沖縄を除く都府県で利用できるサービスです。利用するのに入会費・年会費はかかりません。いつでも好きな時に始められて、好きな時に利用を停止することができます。毎週金・土・日曜日のいずれかに届くと決まっているので献立のスケジュールが立てやすいですよね。毎週届く定期購入のスタイルですが、1回ごとに注文の締め切りがあるので、1回だけでも気軽に試せます。
さすがに毎週に1時間以上かけてじっくり料理をするのは疲れるし、コストもかさんでしまうので、私のおすすめは隔週注文もしくは1ケ月に1回の利用です。それに、毎週よりもたまに出てきた方が特別感があります。自分なりのペースで、テイスティーテーブルの楽しくておいしい刺激を取り入れてみてくださいね。
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