ウェルネスダイニングの「塩分制限気配り宅配食」を注文しました。
減塩食への不満の多くは「味の薄さ」ですよね。その点ウェルネスダイニングは、濃い目の味付けで塩分控えめでも十分に満足できる宅配食でした。ばっちり「減塩食の物足りなさを克服」してくれています。
しかも、「電子レンジでチンするだけという簡便さ」。ほんとうにカンタンでラクちん!「忙しい毎日を送る方」「調理が苦手な方」の心強い味方です。
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それでは、ウェルネスダイニングの塩分制限(2g以下)気配り宅配食について
- 一週間分7食を体験してみた「美味しさ」についての感想
- 体験を通して得られた結果「減塩食の物足りなさを克服!しかもカンタンでラクちん!」
という流れで詳しくお話させていただきます。
一週間分7食を体験してみた「美味しさ」についての感想
塩分制限気配り宅配食が到着しました。意外とコンパクトな印象です。
箱を開けるとこんな感じ。なるほどムダのない梱包できっちり収められています。これなら破れたり破損することはまずありえないでしょう。
中に入ってるパンフレットは3枚。挨拶状・温め方・定期便の案内でした。
オリジナルのランチョンマットは、カロリー制限食についてきたのと同じものが同封されていました。食べながら気楽に減塩の知識が得られる工夫が嬉しい。
1週間分7食セットを並べてみました。まとめて送ってくれるので手間が省けて助かります。
パッケージに入っているから当然ですが見た目では、ウェルネスダイニングの他の商品との違いは全く分かりませんね。美味しさを確かめるべく、実際に食べてみました。
1食目 ブリの照り焼き弁当
一食目はお魚メインのお弁当。塩分2g以下ということですが、一食目の塩分量は何と1.6g!かなり制限されている印象です。全然味がしなかったらどうしよう・・・とドキドキしながら電子レンジで4分温めました。
お魚のほかにニンジンのオレンジやブロッコリーの緑で目にもおいしく、照焼きの良い香りが食欲をそそります。お醤油の香ばしい香りからは、味の薄さは想像できません。期待に胸を膨らませて、一口ぶりを食べてみると・・・。おいしい!しっかりと味がついています。これで塩分1.6gとはびっくり。減塩食のイメージが大きく変わった瞬間です。
付け合わせのお野菜たちも、やさしい味付けでありながら、それぞれに酸味や甘み、中華の味などはっきりとした違いを楽しむことができました。正直、はじめは減塩食ということで「おいしくなさそう・・・」と思い、ちょっと気が重かったのですが、一気にほかのセットも楽しみになりました。
2食目 ハッシュドビーフ弁当
2食目には、お肉料理。大好きなハッシュドビーフです。洋食はどうしても塩分が多くなってしまいがちですから、減塩食のセットでお目にかかれるなんて驚きです。さらにこちらも1食目同様塩分量1.6g。温めているそばから、ハッシュドビーフの良い香りがしてきました。
期待度大のハッシュドビーフは市販のルーを使って普段作るものとほとんど一緒で、「薄さ」を感じることは一切ありませんでした。副菜もあさりやカニ、さつまいもなど、素材だけで風味が豊かでおいしく食べられるものが使用されているので、大満足の一食となりました。
3食目 サバのもろみ焼き弁当
3食目はサバ。またまたお魚料理です。もろみ焼きなので、調味料を多用せずにおいしく食べられそうなイメージです。そんな予想通り、塩分量はなんと1.1g。今までで最少です。
もろみ焼きは、あまり我が家の食卓に並ぶ献立ではありませんが、とてもおいしかったです。「塩分に頼らずにおいしく食べられる調理方法なんだな」という発見でした。減塩食は、メニューや調理方法に工夫をすると、同じ材料でも物足りなさを感じずに作れるんですね。管理栄養士による調理の知恵が詰まっていることを感じます。
副菜三品は野菜も多く、似たような見た目の色ですが、味に強弱があって、飽きずに食べることができました。塩分1.1gでもこれだけの満足感が得られるというのは嬉しいですね。
4食目 牛すき焼きとポークトマト煮弁当
4食目はお肉料理。牛すき焼きにポークトマトということで、お肉がたっぷりのようです。塩分量は1.6g。やっぱりお肉料理だと温めている間もテンションが上がり、ワクワクしますね。
メインの牛すき焼きは、お肉が思ったよりたっぷり入っていて嬉しかった・・・のですが、実はそれよりも感動だったのが、ポークトマト煮。角切りされている豚肉は、小さめなのですがとてもジューシー!トマト煮の酸味と、マッシュルームの食感がとってもおいしかったです。これが一番味が濃くて、その他のメニューでほっと一息、というところです。味の濃さ、ボリューム、栄養バランス、すべてにおいて最高のセットでした!
5食目 鮭のごま風味焼きとはんぺんと野菜の田舎煮
ぶり、サバときて次は鮭です。親しみやすいお魚が献立に入っているので温かみがありますよね。塩分量は1.5g。塩鮭はしょっぱいイメージがあるのですが、どうでしょうか。さっそく食べてみました。
しっかりボリュームのある肉厚の鮭。塩はふってありませんでした。ゴマ風味の味付けが、うっすらついていました。5食目にして初めて、全体的にやや薄めの味付けだと感じました。お野菜の田舎煮は、ほとんど味がしなくて、ニンジンが苦手な私はちょっぴり食べるのに苦労しました。
ただ、黒豆は甘く煮てあるので、塩味以外の味付けで楽しめるように作られている印象です。ということは全体の構成として薄味に工夫されていたのかも?4食目が私的に感動だったので、ちょっと中だるみした5食目でした。
6食目 牛肉と野菜のオイスター炒め弁当
6食目は牛肉と野菜のオイスター炒め。お肉とお魚を交互に食べられるメニュー構成なのも嬉しいですよね。塩分量は1.5g。オイスター炒めなのに少なく抑えられています。
5食目のときに初めて薄味を感じたセットだったので、6食目はどうかと恐る恐るだったのですが、メインの牛肉と野菜のオイスター炒めの味はしっかりと濃く、ごはんが進むおいしさでした!ピリ辛の味付けなので、塩分を抑えられているのかもしれません。
メインがピリ辛の味付けである一方、副菜は優しい感じでした。非常にバランスの取れた構成だと感じます。このことから、やはり5食目の味付けは構成上の理由だったのだと悟りました。副菜にまで味の変化が感じられるように配慮がなされているというわけです。うーん、すごいよウェルネスダイニング!
7食目 男爵和風酢豚弁当
最後はまたまたお肉料理でした。7食中4食がお肉メインということで、減塩食はお魚中心なのかと思っていたので意外でした。お肉メインなのにもかかわらず塩分量は1.2g!
男爵いもとシュウマイがまるっと入っている大胆な7食目のセット。見た目のインパクトが最後を飾るのにふさわしく、最高においしかったです。男爵イモの酢豚は、濃く深い味わいでした。酢豚は酸味が強いので塩分が控えめにできるのでしょう。副菜のシュウマイも、中華料理店で食べるほどのボリュームと肉厚。肉だねに味がしっかりついていました。
ホタテのソテーは、ホタテがたっぷり入っていてピリ辛の味付け。海の香りを感じられるので、どのタイミングで口に入れてもアクセントになっておいしかったです。こんにゃくのきんぴらも香ばしいお醤油の香りで楽しめました。
どれをとってもすべてしっかり味がついていて、一品一品を楽しむことができました。到底塩分1.2gとは思えません。
体験を通して得られた結果「減塩食の物足りなさを克服!しかもカンタンでラクちん!」
ウェルネスダイニングの塩分制限気配り宅配食は、塩分2g以下ということですが、今回の注文では一番塩分の多いセットでも1.6gに抑えられていました。
これって本当にすごいことなんです。例えば、カップラーメン一個分の塩分量は4~5gといわれています。それに比べたらウェルネスダイニングの塩分制限気配り宅配食の塩分量がどれだけ少ないかということが分かりますよね。
そして、塩分控えめによる物足りなさがない美味しさ、献立の豊富なバリエーションが最大の魅力です。「減塩食」の「味が薄くておいしくない」「メニューに飽きる」というマイナスイメージを覆し、楽しく食事が食べられます。
例えば私の場合、以前「減塩醤油」を買ったことがあるのですが、すごく薄くて舌に合わなかったことがありました。だから「減塩」という言葉に良いイメージがありませんでした。だから、減塩の食事をこんなに美味しく食べれるとは思ってもみなかったんですよね。
また、電子レンジでチンするだけという簡便さも見逃せない大きな魅力です。料理が苦手な方でも仕事から帰ってきて温めるだけなら続けられますから。
塩分量に気を付けながらも食べる楽しみを失わないウェルネスダイニングは、食生活の見直しをしたい場合、一度試してみる価値が十分にあるでしょう。美味しく、ラクに、身体を気遣いたい方は試してみてはいかがでしょうか?
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